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ブログ、サイト、SNSの三位一体でパーソナル・ブランディングを高める
(前掲書 P.6 以下同様)
自分ブランドとは、あなた自身のブランドのこと。
「あなた」をほかの誰でもない「あなた」にして
いるもののことだ。
(P.24)
自分の「強み」や「弱み」をきちんと把握して、
その土台をもとに、どんなブランドを形づくる
かを考えていくのだ。
ともかく「場数」を踏むことからはじめてほしい。
少なくとも仕事に就いて3年間は、“一心不乱”に
与えられた仕事に取り組んでみる。
多くの場数を踏むことを意識して、仕事から
プライベートまで、数年間はがむしゃらに
「動いて」ほしい。
間違っても、何もしないうちから「これは苦手だ、
これは合わない」などと決めつけないこと!
頭で考えるだけで何がわかるというのか!
場数を踏んで、体感すること。
それが自分を知るための第一歩になる。
(P.26)
「好き」と感じるもの、それこそがあなたの強みになる。
ここで言う「好き」とは、頭で考えた「好き」ではなく、
体感してつかんだ「好き」だ。
「あ、こういうのが好きだな」と感じられた行為や、
かかわった分野。それがあなたにとって強みの“種”
となる。
無我夢中にのめりこめばのめりこむほど、
それがいずれ、あなたの揺るぎない強みとなり
ブランドを形づくる武器となる。
(P.28)
自分の強みとなるものが見えてきたら、
それと「対となる弱み」をあぶり出す。
自分ブランドに“まず”欠かせないのは誰にも負けない
武器であり、そのために自分の強みを重点的に知る
ことは大切だ。
だが、予言しておこう。あなたのブランドが成長すれば
するほどに、弱みとも絶対に無関係ではいられなくなる。
一つの分野を極めること、一芸に秀でることは
すばらしいことだ。だが、自分ブランドとは
「一発しかない人」のことではない。
弱みの分野についても、きちんと知り、より自分を
理解するということ。
そんな微妙なバランス感覚をもつことも、自分を知り
ブランドを築くうえでは非常に大切なことになる。
(P.30)
実力も、人を見る目も信頼できるメンターに、
自分のことを聞いてみることだ。
誰かから学ぼうとしていれば、必ずや一人はメンターが
いるはずだ。
まずはくだらないプライドを捨てること!
冷静な目をもつ信頼できる人がいることは、自分ブランドを
育てていくうえで、一生涯にわたる財産になる。
(P.32)
「こんな強みでこんなブランド人になりたいなら、
あんな知識やこんな場慣れも必要だ」などと、
イメージをどんどん広げて足りないものを洗い出す。
次いで、1年を4シーズンに分けるなどして、
その短いスパンのなかで学ぶべきこと、達成すべきこと
に思いをめぐらそう。
このときに大切なことは、それを手帳にこまめに
書き出すことだ。
目に見える形にすることで気持ちもグッと乗ってくる。
(前掲書 P.6 以下同様)
自分ブランドとは、あなた自身のブランドのこと。
「あなた」をほかの誰でもない「あなた」にして
いるもののことだ。
(P.10)
自分なりの「武器」と、あなたらしい「スピリット」
をもつことだ。
この分野なら任せろ、といった何らかの武器。
既存のものに縛られずに、自分のセンスと志に
基づいて行動しようとするスピリット。
そうした武器とスピリットが周りにも広く受け入れ
られ、「この人を信じてみたい」とまで感じさせる
ようになったものが、あなたならではの「ブランド」
だと思う。
(P.12)
ある人に憧れて「こんなふうになりたい」と思い
焦がれる。 まずはそこからスタートだ!
憧れの存在に「少しでも近づきたい!」と
本気で望むこと。そうすることで、あなたのなかに、
自分をどのようには磨いていきたいのかという
具体的な目標が芽生えるだろう。
(P.14)
「野心」は絶対にあっていい。
もちろん悪い野心だけではダメ。「贅沢したい!
ど派手に遊びたい!」という野心に飲み込まれ
たら、自分ブランドなど築けるわけがない
(そんな思いがゼロではないにしてもだ)。
そうではなくて、我々のなかには「みんなをアッと
言わせたい!」といった、きれいな野心もそびえて
いるはず。それは「志」と呼んでいいかもしれない。
(P.16)
何かをめざすときに、力が入っている段階は
あってしかるべきだ。
かくいう私も30いくつまでガチガチに力が
入っていた! 取引先に顔を売ろうと必死
だったし、ファッションの見聞を広めようと
そこかしこで「これ何ですか?」と無知丸出し
で聞いたりもした。
(P.18)
「誰かのために」頑張るという意識。
本物の自分ブランドを手に入れたいなら、
どんなことでも「誰のために何ができるか」
を繰り返し自問自答して、軸をしっかり
定めること。
その軸が定まれば、あなたの行動がむやみに
ブレることはなくなり、自分ブランドに欠かせない
「信頼」が、少しずつ積み上がっていくだろう。
(上掲書 P.158 以下同様)
「有名人」のブームは、どのようにして
「終わる」のか、「終わコン」、すなわち
「終わったコンテンツ」となるのか、
終わったあとは、どうなるのか、そして、
どのように幸せに生きることができるのか
について述べていきたいと思います。
(P.159)
ブームの最後が、『断る力』だったと思います。
いろいろな人によく言われるとおり、初期の本は、
それまでの10年、20年の蓄積を本にしたもの
なので、中身が濃かったのですが、2009年以降
に出した本については、新たに取材したり、対談
したりしたことを書籍化したものが多く、初期に
比べると濃度が下がっていたことは否めません。
2009年当時はまだ、それまでどおり売れていま
したが、一部の読者の方々からは、「中身が薄く
なった」と言われ、反省していました。
そのようななか、『断る力』が再び、大ヒットします。
(P.160)
いま振り返ると、そのヒットは、わたしにとって
あまりいい影響を与えなかったように思います。
というのも、いわゆる「キャラ売り」でなんとか
なるのではないか、という誤解をわたし自身が
持ってしまったのです。いわゆる「過信」を招い
てしまいました。
(PP.164-166)
実際、ヤフーのブログ検索などで個人名を
引くとわかるのですが、ヒット数が多くなる
につれて、「キーワードの評判」という欄に
おいて集計される、各人がブログでその人の
話題を引用したときの「ポジティブな表現」と
「ネガティブな表現」の割合は、有名になれば
なるほど、どんどん悪くなっていきます。
わたしの場合、独立した直後ぐらいにブログ
検索をしたときは、ポジティブ75%、ネガ
ティブはほとんどなし、残りは中立、という
感じでしたが、いまとなってはこんな割合
です。
評判指数 :48.5%
ポジティブな表現 :189件(45%)
ネガティブな表現 :103件(24%)
そのほかの表現 :131件(31%)
合 計 :423件
つまり、わたしについて書かれたブログの
4つにひとつが、批判的な内容だ、ということ
です。
これはすごいことです。一般的にはあり得ない
ほど高い割合です。
やはり「自分と違うものは嫌い」という感情と、
「娯楽としての批判」の感情が相まってのこと
でしょう。批判する対象は有名な人なら誰でも
いいわけです。
(PP.181-182)
方法1 コンテンツを出し惜しみする
村上春樹さんなどが典型ですが、相手が
お腹いっぱいにならないよう、少し飢餓
状態になるくらいなゆっくりとしたペースで
出していきます。そうすることでブームを
長引かせることができます。
方法2 どんどん新しいファンを層を開拓する
さまざまなサービスは、入会者と退会者の
バランスのなか、入会>退会の数だけ増えて
いきます。必ずいまのファンは自然減します
ので、それに対して、どのように新しい層に
訴求(オリジナルは遡及 註:藤巻隆)し、
自然増をつくっていくかがポイントとなります。
「自分が心から大好きなことを表現すると、
結果はあとからついてくる」
(P.188)
ブームにあるときから、直接、顧客と接点を
持っていくことが必要だと思うのです。
(PP.197-198)
「終わコン」と言われないためには、やはり
経営学で言う「ニッチ戦略」が必要でしょう。
すなわち、○○については、いまはさほど
人気はないかもしれないけれども、あの人に
任せておけば間違いない、というところを
いかに複数持っておくか、ということだと
思います。
専門性を持ち、しっかりと市場の声を聞き、
顧客とともに育っていって、チャンネルとの
協力体制を欠かさない。そういう当たり前の
ことをどれだけ真摯に行えているか、という
ことでしょう。
(P.208)
結局、「有名になる」ということは、そこから
「無名になる」ということはできない、という
不可逆な流れなのです。
(P.211)
有名になるということは、みんなの元気を
もらって元気玉をつくるような立場なのです。
だからこそ、そのエネルギーの使い方を誤って
はいけないし、無駄遣いしてもいけない。
(P.213)
一度有名人になったら、有名人でい続けるか、
あるいは「元有名人」になるしかない。
いずれにしろ、「有名人」という冠を外すことは
できなくなってしまうのです。
(P.215)
「有名人になる」ということは、自分自身の
チャンスもリスクも、両方にひろげていく
ことだったのです。
(P.217)
多くの有名人たちを見てわかったことは、
みな、人一倍、あるいは人数十倍の努力
を重ねた人たちばかりだということでした
(なかには、周りのお膳立てであっという
間に有名になる人もいますが、たいてい
すぐに消えていきます)。しかしその努力
は、当人たちが楽しんでやってきたからこそ
続いたのですし、まわりの人も協力を惜しま
なかったのだと思います。
(上掲書 P.65 以下同様)
ステップ1 自分の商品性を把握し、顧客や
パートナー、競争相手を特定する
ステップ2 自分がターゲットとする市場について、
セグメンテーション、ターゲッティング、
ポジショニングを行う
ステップ3 自分を売り込むためのサービスを
開発し、そのサービスの提供プロ
セスを管理する
ステップ4 自分がつくったサービスを普及させる
ための適切なチャネルを見つける
ステップ5 自分のサービスに適切な価格をつけ、
品質を保証する
(P.80)
自分の「好き」を追求して、自分が人に
役立てるところはなんだろうと考え続けると、
意外とそこにブルー・オーシャンは見つかる
ものです。
(P.81)
「夢中でやっているうちに、市場とじっくり
対話していくと、マーケットがわたしたちの
居場所を教えてくれる」
そんな感覚です。
(P.83)
注意深く仮説をつくり、何度も何度も
その市場に修正をかけながらチャレンジ
していかなければなりません。
(P.86)
わたしのロールモデルは、大前研一さんと
神田昌典さんでした。そこで考えた自分の
ポジショニングが、「大前研一さんのように
フレームワーク力があるが、より親しみやすく、
若い層向け」×「神田昌典さんのように実践的
な方法論を出すが、ITをより前面に打ち出す」
という組み合わせです。
(P.89)
サービスの開発とともに重要なのは、
顧客にどうやってそのサービスを届けるのか、
プロセスを設計することです。顧客の元に
届かなければ、事実上、サービスとはならない
わけですから。
(P.96)
ブログは、コンテンツであると同時に、
チャンネルともなります。実際、わたしも
2004年からブログを書いていることから
出版社から声がかかったと書きましたが、
大手・中堅を含めていくつかの出版社から
本の企画について、2005年ごろから
断続的に声がけをいただいていました。
(P.103)
ここで言いたいのは、チャンネル開拓では
「できることはすべて行う」という精神で、
自分の労力でまかなえることであれば、なんでも
やってみる、ということなのです。
(P.106)
やはり、絶え間ない勉強と事前の準備です。
定番と言われる有名人たちはつき合ってみると、
驚くほど勤勉な人たちばかりだということが
わかります。
(P.86)
1 羞恥心を捨てて、有名になることを
決意すること
2 有名になるにしたがって起きてくる
ネガティブな事象にもくじけないこと
3 有名人の仲間を見つけて、互いに支え合うこと
(P.118)
なぜ世の中に有名人が存在するのか、といったら、
それは、有名人が存在することが、メディアや
それを活用する周囲にとってもビジネスになるから
です。
(P.122)
「有名人ビジネス」というのは、顧客との
信頼関係がすべてです。ファンでない人は、
1回でも裏切られれば、信頼しなくなりますし、
いったんファンになってくださった人でも、
複数回裏切られれば、信頼してくれなくなります。
(P.139)
有名になるということは確率論であり、
ある意味、努力と運とまわりの協力の
結果の幸運です。
(P.147)
知名度が上がったり、いろいろな不特定多数
の人たちとの接触が増えれば増えるほど、
一定の確率でアンチファンも増えてきます。
Author:藤巻隆(ふじまき・たかし)
藤巻隆(ふじまき・たかし)と申します。
メインサイト本当に役に立つビジネス書は2001年4月16日に立ち上げました。今年(2013年)で12年になります。
このサイト以外に複数サイトを運用しています。
ブログも新・大前研一名言集(改)をはじめ複数ブログを運営しています。
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